前回のパートでは私が語学学校で痛感した経験を説明したが今回は具体的に学んだ事を伝えていく。
以下のセクションが私が語学学校で学んだ事だ。
【文法】受験勉強で学んだ事と同じ。簡単なBe動詞から複雑な現在完了形や関係代名詞を勉強。
ある程度英語の知識がある人であれば余裕だが
何が難しいってこれらの専門用語を英語で理解しなければいけない事だ。
(例えば現在完了形をPresent perfect、関係代名詞はRelative pronounという)
私はここで勉強するまで、文法の専門用語を少ししか知らなかった為毎回専門用語を検索しながら授業に参加していた(勿論、先生からの説明も英語の為フル集中した笑)
語学学校に行く前にある程度、専門用語を英語で抑えておけば容易になっていたかもしれなかった。
【リーディング】これも受験勉強と同じで文章を読んでこの単語の意味が聞かれたりこの記述は文章と一致しているかしていないか等を解答していく。
主な単元は環境問題、世界遺産、歴史、心理学等だった。私はTOEICの勉強をメインにしていた為
これらのようなアカデミックトピックとは疎遠だった。その為ある程度単語は知っていたと自負していた私もたくさん単語を調べた記憶を今でも覚えている。
【スピーキング】私が覚えている日本の英語の授業ではペアワークで教科書を読みあったり歌を歌うのが印象的だ。語学学校でのスピーキング授業はユーモアな内容が多かった。例えば先生があるカードを生徒達に配る。
そのカードにはアニメやゲームのキャラクターが書かれていてどちらが強いか、賢いか等を競い合う論破合戦があった。
(ルフィーとスパイダーマン、どちらが強いかとか笑)
私が好きだった授業は人狼だ。
これは有名なゲームだが要するに誰が犯人か推測するゲームだ。英語での推測や心理戦は初だった為おぼつかない英語で犯人を当てるのはとても新鮮だった。
上記が授業で学んだことだ。
私が思う語学学校で大切な事はとにかく発言する事だ。
日本人の良い点として周りの空気を読んだり過ごしやすい状況を作れるのが挙がる。
その反面周りの目を気にして発言を控えたり聞き役に徹する事が多いと私は思う。
私の周りでも日本人生徒は誰かが発言した時に
頷いたり微笑んだりするだけの人が多かった印象だ(別にこれが悪だなんては感じていない)
しかし、他国の生徒を見てみると発言力が凄まじい。我先にとたくさん問題に答えたり先生が授業を進行している最中に割り込んで発言したりする。このマインドを初めて目の当たりにした時心から凄いなと感じたしリスペクトがあった。
日本にいたら出会わなかったシーンであろう。
これを機に私も負けじとどんなに簡単な問題でも質問したり誰かが言った意見に対して答えたりなどを意識した。
しかしこれを実行に移ろうとした時ある懸念点が思い浮かぶ。
"もし自分の使う英語が間違えたり変な表現だったらどうしよう"と
この懸念点に私はこう答える
"周りの人はあなたの英語がたとえ間違えてたとしても気にしてない、指摘もしないし何よりあなたの意見を聞きたい"と思っているはずだ。
そもそも、英語を学ぶ為に語学学校に通っているのだからたくさん発言して自分の英語を磨くのが有意義な過ごし方ではないか。
現に私も今と比べて当時はとてもおぼつかない英語を話していたがそれでも周りの人は理解してくれたし意見交換が出来たのが私にとっての収穫だった。
日本で長年着ていた日本での常識、考え方が染み付いた洋服を1回脱いでみよう。
そして洋服を新調して他国の人から学ぶ考え方、価値観等で洋服をとことんボロボロにしていこう。
大事なことだから最後にもう1回繰り返す。
"語学学校で大事な事はとにかく発言すること
あの日本人すげーと他国の生徒を圧倒してみよう"